写真の撮り方
スマホ・カメラで
上達する撮影テクニック
 

作品撮りはコンセプトと準備が重要

 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
今回は作品撮りについて重要な点、流れやマインド等を解説します
 
普段は私のアイデアで作品撮りする事が多いのですが、今回は妻が仕事で使うイメージ写真の撮影をして欲しいとの要望があったので妻起点の作品撮りです
 

コンセプトを決める

妻の要望は顔ははっきり写さず、とは言え抽象的過ぎない写真。ポジティブだけど神秘的なイメージ。連想させるワードは「希望、未来、前進」
 

撮影場所を決める

コンセプトを照らし合わせ街中等では無く、水辺や森が良いだろうという結論になりロケ場所を探します
 
出来るだけ近郊で場所を探し、目星を付けたロケ地を画像検索やグーグルマップで確認して、前もって良さそうなスポットをピックアップします
 

天気を見極める

屋内やスタジオ撮影なら天気は基本関係ありませんが、屋外は天候も重要。予報が晴天なら撮影開始は日が陰る14時以降。曇りや小雨なら時間は関係なし。強雨や雷なら中止。作品撮りの日は晴天の予報だったので14時以降から撮影となります
 

服装&ヘアーメイクの打ち合わせ

コンセプトとロケ場所のイメージを照らし合わせ服装やヘアーメイクを決めていきます。今回は顔をはっきり写さない写真なのでメイクの打ち合わせは無し。服装とヘアースタイルを決めます。小道具なども必要であれば用意します
 
当日

食料品などの確保

撮影は撮る側も撮られる側もモチベーションが大切です。「腹が減っては戦は出来ぬ」ではありませんが食料や飲み物は確保します。特に自然のある場所は近隣にお店や自販機が無いので尚更用意が大切です
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
photo by amazon
 
私はおにぎりやおやつ、癒しタイムが過ごせる大好きなキャップ付きコーヒーを購入。妻はサンドイッチとおやつ、清涼飲料水を購入しました
 

現地到着

 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
良い雰囲気です。柵外ならよい写真が撮れそうですが立入り禁止だったので、この付近での撮影は断念。先に進みます
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
この辺りは光の感じやロケーションが自分好みでは無いのでスルー。15分程度歩いた所で目的地までは数分ですがベンチのある箇所で休憩(おやつタイム)です
 

ロケ場所到着

早速撮影に入ります
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
まずは妻がイメージする「希望&未来&前進」を自分なりに表現して貰います。悪くは無いですが若干抽象的で、作りこみぽい印象になってしまいます
 
また森と言うのは緑が一番美しいのは5~7月くらいと思ってます。この日は9月中旬。9月以降の森は朽ちていく美しさというか木々に若々しさがありません。こればかりは自然相手なので仕方ないことです。特にこの辺りは潮風の影響もあり朽ちるタイミングが他の場所より早い気がしました
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
ポージングを止めて貰い、岩に座って撮影してみます。先ほどより抽象的過ぎず、作りこみ感も減った気がします
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
自分の立ち位置を変えたところ、光がいい感じで、また木々が青々と見えるので改めてポージング写真を撮影します
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
今度は水に入って貰います。ポージングは付けず「希望、未来、前進」を心の中でイメージしながら自由に動いて貰いました
 
ポージング写真に比べると抽象的になり過ぎず、作り込み感も少ないように見えます。個人的にはポージング写真より自然な印象でモデルの良さが引き立ってるように思えます
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
顔がはっきり写らないよう、下を見て貰い正面から撮影しました。妻が仕事で必要なイメージ写真はさほど枚数は必要ないので、水辺のロケーション撮影はここで終了。今度は森での撮影です
 
人工的な遊歩道のある箇所は納得出来る場所が無いので、遊歩道の無い箇所で良さそうな場所を探します
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
季節的に本当に納得できる場所が無かったのですが、これ以上頑張っても難しいと判断し、ここで撮影。これにて今回の作品撮りは終了です
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
作品撮りはコンセプトと準備が重要
 
最終的に妻が仕事で使用するイメージ写真として選んだのはこちらです。今回、顔は写さないというカメラマンに取っては中々厳しい縛りのある撮影の中で双方納得出来る作品撮りが出来ました
 
撮影所要時間は正味30分も無かったですが、ロケ場所探しと撮影後に最寄りのバス停まで歩いたのを入れるとトータル2時間ほど経ってました。たくさん歩いたのでかなり疲れました。作品撮りは体力も重要です
 
今回はコンセプトや衣装&場所決めなどの準備段階から当日の撮影までを流れに沿い解説しました。皆さんの作品撮りの参考になればと思います
 

人物写真(ポートレート)テクニック記事

 
 
 
 

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作品撮り(ポートレート・写真作品)で最も重要なのは「コンセプト」と「準備」です。撮影前の設計で8割決まると言われることもあります
 

コンセプト(作品の軸)

まず最初に決めるべきなのが「何を表現する写真なのか」です
 

  • 季節感(桜・秋・雨など)

  • 感情(孤独・青春・静けさ)

  • ストーリー(待ち合わせ・帰り道・旅)

  • テーマ(昭和レトロ・フィルム風・ノスタルジー)

 
良いコンセプトの例

  • 「春の夕方、桜の帰り道」

  • 「静かな朝のコーヒー」

  • 「フィルムカメラのある日常」

 
コンセプトが決まると場所・衣装・光・時間・レンズが自然に決まります
 

準備(撮影前の設計)

作品撮りで大事なのは準備力です
 
ロケーション

  • 背景

  • 光の方向

  • 人の多さ

 
時間帯

  • 夕方

  • ゴールデンアワー

 
衣装

  • 背景と色を合わせる

  • 季節感

 
小物

  • カメラ

 

当日の撮影は「調整」

コンセプトと準備ができていれば
 
当日は

  • 構図調整

  • 表情

  • ポーズ

を微調整するだけです
 

つまり作品撮りは

  • コンセプト 40%

  • 準備 40%

  • 撮影 20%

と言われることもあります
 

作品撮りが上手い人の共通点

 
上手い人は

  • 撮影前にイメージが完成している

  • ロケハンしている

  • 光の方向を考えている

  • 背景を先に見つける

 
つまりシャッターを切る前に作品が完成しているんです
 

例(桜の作品撮り)

 
コンセプト
「春の帰り道」
 
準備

  • 場所:桜並木

  • 時間:夕方

  • 光:逆光

  • 衣装:白シャツ

  • 小物:カメラ

 
これだけで作品の世界観が決まります